koboイーブックストア

ここ数日、楽天電子書籍販売サイトで、重松清「コーヒーもう一杯」が「本日のトップ50」の1位になっている。
この作品は、以前キーコーヒーのサイトに掲載されたもの。本としては『あなたに、大切な香りの記憶はありますか?』というオムニバスにまとまっているが、koboイーブックストアでは作家別にバラ売りしている。

西原理恵子著『生きる悪知恵』

重松清による「ネコがなつかない」という相談が掲載されている。

大竹聡著『ぜんぜん酔ってません』

帯文が伊集院静重松清

毎日新聞

日曜版で連載されていた「獅子王」が昨日で完結。11月刊行予定とのこと(ツイッターより)。

「ザ・ノンフィクション 線香花火のように」

蔵前の花火問屋、松木商店。ご主人に妻・息子2人・娘1人の生活。
息子たちは仕事を持つが、折にふれて店を手伝う。あるとき、父は松木商店の後継ぎをどう考えるか彼らに聞く……。
すごく共感できる話だった。父へ言えずにいた思いを打ち明ける長男。はたから見ればなんでもないことが、当人には大事だったりする。それが存分に伝わってきた。
語り(高畑淳子)もよかった。CMへ入る前、「線香花火のように」とタイトルを読むのだが、その時点での流れに合わせたトーンになっている。いい工夫だ。
ご主人はうまい商売するなあ。客の買った花火をナンバリングして、こういう順番でやったら楽しいとアドバイス。個人商店の面白さという観点でも番組が作れたと思う。
3/24、BSフジにて再放送(フジテレビでは2011年8月)。

「ザ・ノンフィクション 倒産ピエロ 夢の終わり。そして…」

2010年10月、キグレサーカス事業停止。行き場を失ったピエロのその後はいかに……。
映像は倒産前から始まる。ということは、「ピエロになった女性の奮闘物語」が当初の想定だったんだろうか。
印象に残ったのは夜逃げ後のテント村。生活感がまだ残っていながら、人のいない一帯はショッキングだった。
あと笑ったのが、道路沿いのショールーム前で玉乗りをやるところ。通行人に合わせて、駐車場のバーがあがるようなパフォーマンス。おかしかった。

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番組中、「那須ロコマーケット」へ仕事をもらえないか営業にいくピエロのナナさん。しかし、対応した担当者は「今、世の中そんなに甘くないからね」と発言。結局、無関係なロールケーキの試食販売*1をさせる。このことが視聴者に問題視され、ブログで謝罪する事態となった。
批判にあった「ただ働き」なのかは釈然としない。それでも、小売が優越的地位をちらつかすかのような行為は、現在の状況下で不適切に過ぎた。
7/8放送。

*1:そのほか、じゃんけん大会のサポートみたいなことも。