フルグラの抹茶あずき味(700g)を食べた。ドンキで646円。
抹茶はそれとなくわかる程度で、濃くは出ていない。牛乳をかけないと、味が物足りないタイプかもしれない。
カフェインは私の体内センサー(笑)によると、それなりに含まれているようだ。遅い時間に食べるのはアレかな。
坪内祐三さんの告別式
重松さんが弔辞を読んだとのこと(下記ブログより)。
https://ameblo.jp/m-kamou/entry-12569230210.html
また、『波』2月号に追悼文が掲載されているとのこと。
https://twitter.com/KimuSuhan/status/1220641487387385857
ひこばえ
3月6日発売と版元ドットコムに掲載された。上下巻。
朝日新聞での連載は昨年9月末に471回で終了。その後、10月4日付朝刊に連載を終えての寄稿が掲載されている。下記URLと同じものだけど、掲載日はウェブが3日遅れになっている。
https://www.asahi.com/articles/ASM9N4R1HM9NUCVL00R.html
声欄の投稿にも、何回か「ひこばえ」にかんするものがあった。
昨年10月3日付「来し方振り返る自分史年表」(リンク先は有料会員限定)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14203146.html
同11月1日付「ひこばえ期待 母見守った白梅」(同)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14239676.html?iref=mor_articlelink06
早稲田の校友会向けサービスで、年度に2回、映画を500円引き*1で見られる。
今年度はまだ未使用だったなーと思って、気になってた本作を鑑賞。
尺が131分。同じクリント・イーストウッド監督の『ハドソン川の奇跡』や『15時17分、パリ行き』が90分台だったのと比べると長い。それなのにスキがなくてあっという間。興味の離れる時間がなかった。
ストーリーは明快。アトランタ五輪のさなかに爆破事件があり、第一発見者で英雄とされた警備員が一転して疑わしき人物にされてしまう。そこから疑惑を晴らすべく奮闘するという、実話がベースになった物語。
娯楽としての面白さがしっかりありつつ、考えさせられる点も非常に多い。
私が印象に残ったのはまず危険物に対する感覚。警備員のリチャードが持ち主不明のバッグを見つけ、これは調べるべきだという態度をとるんだけど、意識が共有されない。周囲は誰かの忘れ物だろうぐらいの感じなのだ。
このシーンで思い出したことがあって、たしかツイッター上の話だった。
新幹線に乗っていたら、持ち主がそばにいないスーツケースを発見。車掌を呼んで、危険物かもしれないから中身を確かめるよう求める。しかし車掌はそれをしない。トイレなどで離れているだけではないかと告げる。それでもなおチェックを要求をしたため、投稿を見た人から反感を買ったというような出来事。
私はけっこう好意的に思っていた。雰囲気だけで安全と判断するのは、たしかに正しい態度ではないなあと。
余談だけど、このエピソードが検索してもまったく出てこない。私の想像上の出来事だったんだろうか(笑)。男性作家だった記憶があるけど、どうだったかな。
次はプロファイリングについて。リチャードが疑われたのはプロファイリングで導き出された犯人像に当てはまることも理由のようだ。
このへんは、近頃言われてるAIの問題とも重なるのかなーと。たとえばAIに採用を任せようとしたら、既存の価値観がベースになっているため男性優位の結果が出てしまったとか。
現実を見ずに類型だけで判断をくだす危険性は、今にもつながると感じた。
最後に弁護のあり方について。疑いを晴らす形式の話は、被疑者と弁護人なり協力者が一枚岩になるパターンが多いんじゃないかと思う。しかし、リチャードはなかなか弁護人の思う通りに動いてくれない。そこは典型からずれていて、本作の魅力にもなっていると思う。現実にはこういうこともままあるんだろうなとも。
109シネマズ湘南(シアター8)にて。
*1:109シネマズの場合は900円になる。
トークショーのまとめ記事
昨年5月末におこなわれた近藤雄生さんとの対話の様子が、Webマガジン「考える人」に掲載されている。話題は吃音について。
全4回。1回分を読むのに5分ぐらいかかるので、時間に余裕のあるときがいいかもしれない。
https://kangaeruhito.jp/interview/11224
このイベントは私も参加させてもらった。当時、聞いての感想を書くつもりでいたんだけど余裕がなく今日に至っている。
記事で感じたことをふたつほど。まず第1回のこちら。
だから「大盛り卵」みたいに、一気にぱんと言わなければいけない……。
言いたい言葉を言いやすくするテクニック。文字だと伝わらないんだけど、この「大盛り卵」は調子をつけた面白い言い方をされてたなあと。
あとはこれも第1回だけど、自殺した方の食事が回転ずしだった点に言及している。これが物書きの想像力かと聞きながら感じたのを思い出した。
第7回の受賞者が昨年10月に発表され、同11月に授賞式がおこなわれた。重松さんは選考委員のひとりとして、是枝裕和さんへの授賞理由や祝辞を述べている。
選考委員には名前を連ねたのは今回から。隔年の賞で次回に加わるかは不明。