「ザ・ノンフィクション 人殺しの息子と呼ばれて」

10/15、10/22と2週にわたり放送。北九州監禁殺人事件をおこした両親の息子が、インタビューにこたえるだけのシンプルな構成。内容は、前半が主に事件前後のこと。後半は両親とのやりとりに時間を割いている。
さまざま興味をひかれるところはあった。特に印象に残ったのは運動会や授業参観の話。運動会の昼は児童養護施設の子でまとまって食べる。つまり、その子が施設だというのはおのずとわかってしまうようだ。
授業参観は、施設の人が見にきてくれる。しかし施設の子は何人もいるわけで、注目してもらえないさみしさはあるだろう。
こういうことは学区に施設がないと知りようがなく、勉強になった。
ちなみに鎌倉の児童養護施設は佐助にある。90年代前半には放課後、持久走をさせられる姿をよく見た。はためにはかわいそうだったが、当人たちの身にはなったのかな。