東京六大学選抜×東京ヤクルトスワローズ(明治神宮外苑創建90年記念奉納試合、神宮球場)

イントロ

10年ぶりの開催。それだけ年を取ったんだなあと考えてしまう。満足な人生ではないけれど、健康で野球を見られているのは本当にしあわせ。
前回の主役・大引がプロになり、再登場してくれるのもうれしい。フェンスで跳ねた先頭打者ホームランは、濃い記憶になり残っている。

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現地到着は9:30ごろ。予定では9:50開場だったが、すでにオープンしていた。明け方の雨がじゃっかん芝に浮いている。好天だったのですぐに消えたが……。
前回同様、レフト・六大学側に着席。試合前に応援歌練習。フルでやる時間はないのか、曲の頭としまいだけ。途中は6校ともカット。
せっかくの機会なので、早慶以外の応援歌もきのう覚えてみた。曲別に要した労力をメモしておくと、こんな感じ。法政にはすごく苦しんだ。区切りに余裕がなく、歌いながら次を思い出すというのがしづらかった。
【立教:東大:明治:法政=1:2:4:8】

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始球式に青木宣親。姿を見せると、ライトスタンドから懐かしい応援歌が流れる。いやー、いいものを聞かせてもらった。私にとって神宮といえばこの曲だ。
青木は投球を終えると、使用したグラブをスタンドに投げ入れる大サービス。

試合

3回まで両チームゼロ。スコアが動いたのは4回表。スワローズがこの回から登板の澤田を攻め立てる。山田、鵜久森、西田が三者連続タイムリー。そろそろ点差が厳しくなってきたところに、大引がレフトポール際へ3ラン。塁審が腕を回し、私は頭を抱えた。試合が決してしまった。このうえなくメモリアルな一発だが、もうちょっと違う場面がよかったかな(笑)
4回裏、柴田がバットを折りながらレフトへタイムリー。1点返すも、これが六大学唯一の得点。
スワローズは8回にも4点を奪うなど、12-1で大勝。

試合後

真中・善波両監督が並んでインタビューを受ける。大勝とあって、真中監督の口はなめらか。
ライト側は2次会、レフト側は応援歌メドレー。ちなみに試合中は1イニングごとに担当する大学が代わる方式だった。東大だけは担当がなかったのかな。

ヘルメットグルメ


一部のフードを買うと、6校のヘルメットを模した容器がつくという企画。ゲットすべきか真剣に悩んだ。飾る以外に使い道ないから、邪魔になりそうだなと……。
けっきょく買っちゃった。ときどきこれを見て、きょうからの10年を生きる力にしたい。
今度は新球場かな。