阪神×西武(2回戦、阪神甲子園球場)

イントロ

日月の2連戦だったら、当然日曜のほうが来やすい人が多い。というわけで月曜のきょう、観衆は1万人以上減った。ちょっとすいてる感がある。

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試合前、応援団の方が「きのう来たかったけど、チケットがなくて来られなかった人」を数えて回っていた。10人ぐらい*1手があがり、「球団に伝えておく」とのことだった。
はたして何か変わるだろうか。これがもしレフトビジター専用応援席はいっぱいで、他は空席が目立つならば、ビジターの範囲を広げてもらえるかもしれない。しかし、球場自体満員だったわけで……。おまけにきょうはビジター埋めきれてないし。
日曜にしても、チケットは2月末から売ってて、4月上旬の段階ではまだあった。結局、早くに予定が立たない人は辛いよね*2、という話になるのでは……。

試合

6回裏をしのいで、7回表片岡が決勝3ラン。牧田完封。連敗は避けられてよかった。

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6回裏、2アウト3塁からブラゼルとは勝負せず新井はライトフライ。失点してたら、向こうの継投が勝ちパターンで苦しくなる。勝負の分かれ目だった。
気になるのはブラゼルより新井と判断したわけ。いざ新井に打たれたとき、まだ得点圏にランナーが残る。そうして、決定的な2点目を与える可能性が生まれるのだから、大ざっぱな理由で選択したんだとしたら、悔いを残しうる。こういうのは首脳陣の声を聞いてみたいところだ。(6/21追記:翌日の日経朝刊に「左打者より右打者のほうがいい」という牧田の発言が出ている)
そして7回表、片岡3ラン。ライトオーバーにはなると思ったが、スタンドインとはね……。きょうは猛打賞だし、素直にほめられる。
ただ、その前に0アウト1・2塁で牧田がバントできなかったのがね。前々回の横浜戦もそうだが、打てないのはしょうがないとしてもバントはどうにかならないか。
7回裏、坂のレフト線へ切れていこうかという打球を栗山がスライディングキャッチ。見応えたっぷり。
きょうの牧田にとって3点リードは十分すぎたか、8回・9回も危なげなく投げ終えての完封勝利。
振り返ってみると4回裏、2ベースのマートンがブラセルの内野ゴロで進塁。1アウト3塁になって新井という場面は考えさせられた。ランナーがマートンだし、バッター新井だしでスクイズはない。それを考えずに済むだけで、けっこう楽なんじゃないかと思う。逆にいうと、制約抜きに攻撃ができるのが強いチームなのかもしれない。

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席は通路側だった。購入したのがきのうなのに、いいところ残ってるよな。
開始30分前まで隣が5連続ぐらいぽっかり空席。このままいくのかと思ったら次々きた。当日券で売れたんだろうか。
私の隣は、会社帰りで駆けつけ売店でメガホン購入したふうな男性。ライオンズの応援が初めてではないんだろうが、ぎこちない感じ。数年間、応援団いなかったからね。
しかしながら声は大きいし、応援歌も選手名なんかのわかるところだけでも歌ってくれる。そして試合が進むにつれ慣れていく様子が見てて頼もしかった。しかも覚えるのすごく早い。ヘルマンのリズム変わるところも、すぐに対応したし……。
片岡が3ラン打った後、何年ぶりかでお遊びをしてみた。それは隣の声に対してハモるようにコールすること。声がしっかり聞こえる(ぐらい大きい)人じゃないとできないんだよなあ。楽しかった。
試合後にがっちり握手。狭い座席も応援の密度を考えると悪くない。

メモ

メッセンジャーは城島の太鼓判で日本にきたぐらいの知識しかなかったが、速球派なんだな。
鳥谷ユニのでっぷりした男、試合後半になってライオンズの応援席に侵入。先月の楽天戦のときも途中できて、警備員が場所を移るようにいってるのに、かたくなに拒絶していた。彼にはお気に入りの警備員がいるらしく、その人が連れていってくれるなら移動するという。しかし、楽天戦のときは「きょう出勤しとらんわ。休みや」(別の警備員)だった。
終了後の駅は、比較すると三宮方面が圧倒的に空いてる。でも、三宮北口には夕食にいい店がないんだよな。今後も宿は梅田・難波方面になりそう。
尼崎でのなんば線のりかえが、ホームに停車している各駅停車のなかを通ってだった。そんなの初めて。合理的だなあ。

得点経過

7回表、片岡がライトポール際へ3ラン。(西武3-0阪神

NPB公式より

試合時間:2:55
観衆:35590

*1:これ以外に、きのう完売で来られなくて、きょうも月曜だから無理な人が当然いるんだろうなあ。

*2:オークファンで日曜ビジターの落札を見ると、1枚で3500円、ペアでは7500円が最高値。定価のおよそ2倍。