単なる雑記

昨日発行分の日刊ゲンダイから、金村暁の連載「なまら野球録」がスタート。ヒルマン批判の件から話が始まっているのだが、私には非常に言い訳がましく読める。「個人記録は頭にあったが、ブチ切れたのは不可解な継投が続いてたから」だと金村はいうのだが、結果として日本一・アジアチャンピオンになった監督に対して、いまなお采配批判はないだろう。
チームは最終戦で1位通過を勝ち取った。金村はそのとき新庄から掛けられた言葉を明かす。
「さとるがいたからここまでこれたんだぞ。あの一件でチームもまとまった。おまえが投げる舞台を用意して待ってるからな」
金村はこれを聞いて号泣したと、連載第2回は結ばれている。
新庄いいこというじゃんとは思うのだが、私は違う意図を感じ取ってしまう。金村は新庄発言を明かすことによって、「ヒルマン采配=不可解」でチームが1枚岩になっていた、あくまでも自分の批判は正しかったと印象づけたかったのではなかろうか……。