群馬×福井(後期2回戦、渋川市総合公園野球場)

イントロ

上越線の群馬総社から先は乗るのが初めて。線路沿いのあちこちに、SL目当ての撮り鉄がいた。
渋川からは伊香保温泉へいくバスに乗車。バス停から20分あるいて球場へ。
日が容赦なく照りつける。ゆえに厳しい観戦環境になるかと思いきや、そこは山のなか。涼しい風が吹いて汗がひくのであった。
試合前には阿久津貞司・渋川市長のあいさつ。渋川は野球がさかんで、阪神の狩野、オリックスの駿太、そして東洋大学の藤岡が出身者だとのこと。始球式も市長で、ど真ん中のいいボールだった。素直に拍手する。

試合

一言でいうと、大味なゲーム。そして長かった。もうちょいで4時間だもんな。
福井が1点リードの6回表、4点追加で6-1。しかし勝負は全然きまっていなかった。
6回裏、群馬は一挙7点をあげて大逆転。8-6。
8回裏、群馬がさらに1点追加で9-6。これがダメ押しに――ならなかった。
9回表、福井が5点をとって大逆転。11-9。
9回裏、群馬の攻撃は3者連続三振で試合終了。
大味ながら、いまいち気分が盛り上がらなかった。どっちかのファンだったら、エキサイティングしたのかもしれないが。
あと面白かったのが、福井ミラクルエレファンツの応援。西武のむかしの応援歌が流用されていて、和田一浩や旧高山などが聞けた。

得点経過

1回表、織田がつまりながらライト前にタイムリー。(福井1-0群馬)
2回裏、岡野がショートゴロ。スタートを切っていたサードランナーが生還。(福井1-1群馬)
3回表、北田がピッチャー前にスクイズを決める。(福井2-1群馬)
6回表、裕太が押し出しのデッドボールを受ける。(福井3-1群馬)
6回表、西川がピッチャーゴロ。ホームでアウトを取ったのちに、キャッチャーが1塁悪送球。その間にランナー生還。(福井4-1群馬)
6回表、北田のサードゴロを山田がはじいてレフトへ抜ける。2者生還。(福井6-1群馬)
6回裏、志藤が押し出しのフォアボールを選ぶ。(福井6-2群馬)
6回裏、山田がライトへ2点タイムリー。(福井6-4群馬)
6回裏、大谷がライトへ2点タイムリー。(福井6-6群馬)
6回裏、肥田がライトオーバーのタイムリー2ベース。(福井6-7群馬)
6回裏、藤岡の打席でピッチャー萩原がボーク。(福井6-8群馬)
8回裏、大谷への初球をピッチャー藤井が暴投。3塁ランナー生還。(福井6-9群馬)
9回表、尾中のファーストゴロを肥田がホームへ悪送球。2者生還。(福井8-9群馬)
9回表、兵頭がレフト線へ2点タイムリー2ベース。(福井10-9群馬)
9回表、内田がレフト前にタイムリー。(福井11-9群馬)

アクセス

渋川駅から関越交通バスで「グリーン牧場前」下車(470円)。徒歩20分ほど。
もしくは高崎駅から群馬バスで「わらびが丘」下車(970円)。徒歩10数分?

メモ

入場口は1塁側のみを使っていた。11時に入場券発売開始、11時半開場。
入場時にキッコーマンのしょうゆの試供品がもらえた。スポンサーとかではないはずだが、なぜだろう。
座席はバックネット裏・内野スタンドともにコンクリートの段。内野の奥から外野にかけてが芝生席。
木が生い茂ってるだけで、構造物としてのバックスクリーンはない(スコアボードは右中間寄りにある)。
スコアボード下の空間に日陰ができていて、人がたまっていた。
非電光のスコアボードで、選手名が縦リストになっているのは珍しいかもしれない。縦リストとはたとえば神宮球場のようなやつ。
スコアボードの選手名スペースは9人分で、DH制の場合ピッチャーの表示スペースがない。
群馬ダイヤモンドペガサスの登場曲は流していなかった。
両翼91-中堅120。

BCリーグ公式より

試合時間:3:58
観衆:412