佐藤さとる作、村上勉絵、梨木香歩解説『コロボックル物語1 だれも知らない小さな国』(講談社文庫、2010/11)

出だしは少しとっつきにくかった。だけど長く愛されてる作品だけあって、やっぱりリーダビリティが高い。話があっちこっちいかない。
感心したのがあとがき。本の形態が変わるごとに書いていて、4回分収録されている。それだけ書いていながら、各々しっかり意味を持っているのがすごい。