ロッテ×巨人(9回戦、市原市臨海球場)

大田5号

何の理由もなくぼろい球場なんだろうなと思っていってみたら、あらららら、新しい。外野だけでなく、内野まで人工芝だ。
きょうは試合開始ぐらいまで、雨がぱらぱら降っていたのだが、こういうグラウンドなら、土より影響を受けにくいのかな。
2回、大田の打球がバックスクリーン横に座っていた私のほうへやってきた。周囲には誰もいない。これはチャンスか、なんて思ったら、場外弾になってしまった。140mぐらい出たのかな。完璧な一発だった。

なぜそんなに熱くなれる?

試合はさくさく進んだが、同点で延長に突入。11回のことだった。すぐに帰れるよう、3塁側のほうへ移動していた私のもとに、ファウルボールが飛んできた。
周囲の子どもは、ペットボトルをバットに、そしてそのふたをボールに見立てた野球に夢中である。試合は見ていない。私は落下点へ走った。そして、ボールを握る。
そのときだった。子どもが10人ぐらい体に乗りかかり、もぎりとろうとしてくる。うわあ、小学校のころの喧嘩を思い出すなあ。
私は手放すことなくボールを抑えたが、その事実だけで満足だった。「ください」と声をかけてきた子にプレゼントしちゃう。

メモ

入場時にメンバー表の配布あり。2軍メンバーに絞り込んであって感心。
両チームの監督に加え、地元出身のジャイアンツ福元にも花束が贈られた。
試合前に国歌あり。
マスコット4体&Mスプラッシュがきていた。
ラッキー7は、両チームとも応援歌が流れた。
ちょうど延長に入ったころ、マリーンズの応援団がやってきた。
バーナムJr.は8回に鋭いタイムリーを放ったが、6回と11回の打席では、いずれもストレートのフォアボール。本人からすると、アピールする機会をつぶされたって感じか。

球場関係メモ

いきは五井駅から徒歩で向かった。約30分。かえりはバスに乗った。ICカードバスカードは使えない。所要7分、200円。
工業地帯ゆえに、煙がもくもくあがる光景が見られる。こういう独特な眺めは好きだ。
外野席のゲートは3箇所。内野席との境目。左中間(右中間)、バックスクリーン脇。きょうは境目部分のみを使用していた。
レフト側がマリーンズの応援席になっていた。レフトのほうが、飲食物の屋台や当日券売場のある広場から近いからかな。
屋台の飲食物はかなりの充実度だった。おなかすかせてくればよかったな。なお、場内では何も販売していなかった。
レフト・ライトの場内での行き来は、構造上不可能と思われる。
外野席内は天然芝。一番前と奥がコンクリートの通路になっていた。
左中間・右中間にスピーカーがあり、外野席でもアナウンスの聞き取りに問題はない。
内野席にカップルゲートなるものが設けられていた。夫婦やカップルで来場すると、ポップコーンとドリンク1杯プレゼントだそう。ふーん。
グラウンドは両翼98-中堅122。
ブルペンはグラウンド内にあり、柵で囲われている。
バックネット側にSBO・HEFcの表示あり。

得点

2回表、大田がバックスクリーン左へ場外ソロ。
4回表、小田嶋がレフト前にタイムリー。
4回表、バッター円谷のところで、木村がワイルドピッチ。ランナー生還。
4回裏、ムニスがレフトへ2ラン。
8回裏、バーナムJr.がライト前にタイムリー。
11回表、加治前がライトオーバーのタイムリー2ベース。

スコア

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
巨人 0 1 0 2 0 0 0 0 0 0 1 4
ロッテ 0 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 3

NPB公式より

試合時間:3:32
観衆:2464