福満しげゆき著『僕の小規模な生活1』(モーニングKCDX、2007/12)

媒体が変わっても、延々と小規模なことが描かれるのは変わりない。読み進めて、やはりそうなのかと納得したのが最後の1ページ。
妻が頭をぶつけるのを見た僕は、ふとんから飛び出る。そして、彼女を気にかけ近づいていく――のではなく、ノートにメモするのだ。そのシーンが、他誌のマンガで使えるかもしれない、と。
思っていたとおりだ。いちいちメモでも取らなければ、ここまで数々の小規模なことを覚えていられないだろう。
2008年10月17日第4刷発行。