産経新聞「話の肖像画

3日にわたって、インタビューが掲載されている。興味深いのは、3日目の「(今年は)非正規労働者の物語を書かねばならない」という発言。

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重松作品について、日ごろ思うことがある。彼は家族小説の名手といわれるが、それは裏返せば非家族小説を書いていないということだ。自身が早婚だったために、学生より上でかつ未婚という状態がわからないのだろう。
非正規労働者の物語」では、重松清の新境地が見たい。そのためには、主人公が独身であってほしく思う。もちろん家庭をもった非正規の人だっているが、それを書くといつもの「家族小説」のパターンに陥る危険性がある。だったら、わざわざ非正規を取り上げる意味がない。
もっといえば、ひとりで寮に入っていたりすると、面白いかもしれない。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901060322002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090107/trd0901070244002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090108/bks0901080236000-n1.htm

子どもサポートネット

1/10、NHK教育の番組に出演。「出演者ブログ」が近日公開予定とのこと。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/kodomo/index.html

映画『きみの友だち』DVD

アマゾンによると、3/18発売予定。