『みぞれ』(角川文庫、2008/7)

全11編からなる文庫オリジナルの短編集。初出は、『サンデー毎日*1、『別冊文藝春秋*2ほか。
単行本へ入らずにいた*3ものが、こうして読めるというのはやはりうれしい。
もうひとつ。「小説は、自分が知らずにいた感情を教えてくれる」みたいな話を重松清は以前していた。帯の「人生は一度きり。だから、たくさんの人生を読もう。」というのも、同じことのいいかえに思うが、この惹句、自分で考えたのだろうか。

7月28日付朝日新聞朝刊

「北京便り」を書いている。私の見落としがなければ、通算7回目。

7月28日付朝日新聞朝刊

角川文庫の全面広告が掲載されている。「今月の角川文庫編集長」の部分にかんしては、書店に置いてあるブックレットの要約版といった感じ。

*1:小さき者へ』に収録されなかったもの。

*2:その日のまえに』へ組み込まれなかったもの。

*3:厳密にいえば、「ひとしずく」は『Vintage'06』に収録されているが。