ムーンライトながら乗車録

大船から乗車。18きっぷシーズンの金曜日。それでも、まだ春休みじゃない分、混雑はひどくないほうなのだろうか。
席は4号車(禁煙)の窓側。隣はスーツ着たおじちゃん。ひょっとしてスリかもとびびる。というのは、普通、指定席券は窓側から売れるのに、ここに限っては残っていたのが窓側だったからだ。きっとスリだったら、逃げられない窓側は嫌がるだろうなあ、なんて思いながら、時が進む。
指定席券のチェックがあり、平塚、国府津、小田原と停車する。ここから、4-9号車は自由席に。立ち客もちらほらといるものの、熱海、三島、沼津といった駅で降りていく。彼らにとっては、ムーンライトながらが終電なわけか。
車内放送は小田原を過ぎたあとでいったん終了。アナウンスまったくなしで豊橋までいく。
アナウンス再開後、車掌は「名古屋でうしろより3両切り離し」の説明をする。「うしろ」のアクセントが「う」にあった。これってナゴヤ人の特徴なんだろうか。名古屋出身の先輩がそういうアクセントだったことを思い出す。
名古屋。7-9両目の乗客、および大垣ダッシュに備える(?)人たちの群れがまえのほうへいく。
大垣。隣のおじちゃんがなかなか立たなかったので、ダッシュはまったくせず。しかし、好運にも座席をキープすることができた。おしまい。
それにしても悩ましきは朝食だ。やはり事前に何か買って乗車するのがいい気がする。浜松、豊橋で起きているとは限らないし。
大垣の乗り換えた先のホーム売店はやっていた。しかし、駅弁はなく、サンドイッチ、おにぎりといった類のもののみ。結局、朝食は何も食べずに坂出までいってしまう。ついでにトイレも家を出てから、坂出までいかなかった。それでもまったく苦しくなかったのだが、寝汗で水分が放出されたのだろうか。
大垣の改札すぐ外にはパン屋(ヴィド・フランス)があるけど、7:00からとのこと。ダッシュせずに1本遅らせるならば、これもいいかもしれない。