近畿×早稲田(明治神宮大会準決勝、神宮球場)

開始予定時刻の13:30ごろ着くと、ちょうど試合前練習が始まったところだった。
きょうは3塁側が早稲田。そして、1塁側スタンドを見てみると――、近大は応援関係者がまったくの不在だ。こちらが、試合前に「フレッ、フレッ、近大」といっても、いっさい拍手が起きないのは寂しい。
3回裏、近大がこちらの守備の乱れにつけいり2点を先制。まあ、2点ならまだ大丈夫だろうという心境。
4回表、早稲田が一気に5点をあげ逆転。
6回に両校が1点ずつ、7回表に早稲田が1点をあげた。その裏のマウンドは先発の大谷から山本へ。しかし、ヒットとフォアボールで1、2塁としてしまう。ひとつのアウトも取れず、ピッチャーは須田に交代。きょうは、彼に救われた。この回を内野ゴロの間にあげられた1点のみに抑え、8回は無失点。
9回裏、マウンドへは宮本。ほかにピッチャーがいないというわけじゃないから、志願しての登板か。何事もなく1イニングを投げ無失点。7-4で試合終了。
試合終了後の相手校へのエール。やはり何の拍手もなし。
長引いたため、亜細亜×九州産業の試合開始は17:30。もう11月なので外はまっくら。バックネット裏の2階席から試合を眺める。
3回裏、亜大がソロホームランで先制。
4回表、九産大が2点タイムリーで逆転。
6回裏、亜大タイムリーで同点に。さらに2アウト満塁のチャンスを作るもセンターライナーで逆転はならず。
7回裏、ソロホームランで亜大ついに1点勝ち越し。
8回裏、亜大スクイズで大きな1点をあげ2点リードに。
9回表、1アウト後、ヒット2本とワイルドピッチで2、3塁。一打同点の場面を作る。次打者が見逃し三振に倒れ2アウト。あとひとりというところで、2-3までねばり緊張感が高まる場内。そして打ったボールはライトへ。強烈なライナー性の打球だったが、ボールはグラブに収まりゲームセット。4-2で亜大が決勝にコマを進めた。
時刻は19:50。それにしても、きょうは風が強く吹いてほんとに寒い。そのためかはわからないけど、九産大のファーストが接触プレー、サードは打球処理の際に負傷し、タンカでそれぞれ運ばれ交代していた。あしたの決勝はケガ人なく終わるといい。