宮崎あおい×青山真治

監督が先に入ってきて、ひとりでしゃべるが、間が持たず。すぐに会場がお目当ての人を呼ぶ。
青山「中原昌也さんです、どうぞ」
お、うれしいゲストだと思ったが、これは監督の冗談。宮崎あおい登場。
以下、下記URLとかぶっていないことを中心に。
http://d.hatena.ne.jp/e26o/20060219
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/geino/1139691408/278
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/geino/1139691408/283
・読書
青山「漫画とか読む?」
宮崎「漫画は読まないですね」
NANA』に出たのに、そんなこといっていいのだろうかと、少し、思う。
青山「中原みたいだね。あいつは漫画読まないよ。俺もだけど」
・あおい書店
宮崎「あおい書店がすきなんですよ。自分の本屋さんみたいじゃないですか」
ダ・ヴィンチ』でしていたのと同じ話。
・いまいちまとまりがない話を受けて
宮崎「司会の人いるって聞いてたんですけどね」
青山「俺がいらないって、いっときました」
・超満員の観客
宮崎「あの、後ろに立っている人たちもお客さんですか?」
青山「そうじゃない?」
宮崎「どうやって映画観るんですか?」
青山「どうやってって、立って観るんだよ」
・口笛を実演して
青山「CDで『くちぶえ 宮崎あおい』とか出せばいいじゃん」
宮崎「誰も出してくれないですよ」
青山「俺が出すよ。自費出版で」
ほかには、『好きだ、』の宣伝、服飾の学校に通っていた話など。
・抽選会
最後にプレゼント。323番まで配られた整理券の番号を各自がいっていく。当たった人は、受付で受け取ってくださいというだけで、プレゼントが何だったかは不明。
宮崎「番号考えたいから、監督が先にいってください」
で、監督は「1番」。以下、覚えている順に「きょうは2月18日なので、18番」「218番」「(意味はなく)41番」「323番」など。
最後に一言があって、イベント終了。退場する間際に、脇の列にいた客がさりげなく差し出したプレゼントを、これまたさりげなく受け取って、宮崎あおいは出ていった。

予告編

そのまま休憩なしで予告編に。これまで宮崎あおいが出演してきた作品の予告編が、次々とスクリーンに映し出される。出演作すべてではなかったけど、成長具合がよくわかって、面白い試みだった。

エリ・エリ・レマ・サバクタニ

10分ぐらい休憩。客が男ばかりだから、男性用トイレが激混み。0:40ぐらいから上映開始。『ユリイカ』が先に上映かと思ったけど、こちらから。結果的にはそれでよかったと思う。先に3時間以上の映画はつらい。
映画は、ところどころよくわからなかったり、いくつかの解釈ができたりで、釈然としなかった。たとえば、なぜ冒頭のシーンだけ、ガスマスクのようなものをつけているのか、とか。
だからもう1回観たい。けど、リピーターを増やす目的で、わざと難しい映画を作っている可能性もあるので、映画館で金を落とさずに、DVDが出たらレンタルしようと思う。
まあ、複雑ではあったけど、1時間40分ちょっとの間、退屈せずに観られる映画だった。

ユリイカ

休憩。またもやトイレは大混雑だった。2:40ぐらいから上映開始。ネオむぎ茶の事件をモチーフにしたものだと勝手に思ってしまったが、実際は映画のほうが先のようだ(ネオむぎ茶が2000年5月。映画は2000年8月には、映像美学校で上映されたとの記述が見られる。3ヶ月で脚本は書けないし、撮影もできないだろう)。
最高の1本だった。長々し夜がこの大長編を観るのにはふさわしい。
「コンコン」「コンコン」と叩き合うことによって、心が通うという一連のシーンがよかった。だけど、バスの車体を軽く叩いたところで、それが本当に反対側へと伝わるのだろうか、というくだらないところに疑問を感じてしまった。