ファミコン音楽のピコピコ感

この前、ブックオフで『ALL SONGS OF FINAL FANTASYⅠ・Ⅱ』というCDを購入した。賃貸禁止期限'89・2・28と書いてあるから、けっこう古いものなのだろう。
で、聞いてみると、これが素晴らしくいい。私がFFをプレイしたのはⅤからなので、多くが初耳なのだが、それでもいい。
このころのゲームは、容量の都合で、音質落とさざるをえなかった時代。それがいい方向に作用してると思う。単純な音しか使えない。その単純さが耳にすると、一転し、心地よさになる。
同時に、『交響組曲ドラゴンクエストⅦ」〜エデンの戦士たち〜+オリジナル・サウンドトラック』も買ったのだが、音楽が進化しすぎていて、かえってまとまりを欠いている。すぎやまこういちさんはゲーム音楽を理解している人だと思うけど、進化のマイナス面には気づいてるのかな。ファミコン時代の作品のほうが全然いい。