鎌倉→川奈(自転車)

3/26、27とゼミの合宿で伊豆の川奈へ。以下の文章は、個人的な記録だけど、もし同じような無茶をしたい方がいたら、参考にしていただければ幸い。
出発は7:00。自宅→湘南新道。
国道134号線手前(Mapionだと「のぞみ学園前」と赤字で表示されている)で近道をいく。曲がる場所は、わかりやすいと思う。そして柳島でR134へ。車は、この柳島の1個手前で左折するけど、気にせず直進。ここは通行量が少なく、サーファーたちのひそかな駐車場みたくなっていた。
自転車だと、この先で道路の上をまたがなくてはならない。でも、ちょうど自宅から1時間ぐらいでというところ。いい休憩になった。
柳島(茅ヶ崎市)→(R134)→二宮
ロングビーチを過ぎ、西湖バイパスはもちろん自転車で走るわけにはいかない。右折して国道1号線へ。この分岐はわかりやすかった。というか、直進したら有料道路なのに、わかりにくかったら困るか。
二宮→(R1)→早川口
この辺は道路がきちんと整備されていて、すごい走りやすい。小田原あたりに。地図を見ると、曲がるところいっぱいあるように感じるけど、標識というか案内をちゃんと見れてば間違えないと思う。
早川口→(R1)→板橋(小田原市
トラブルもなく順調にきていたが、小田原を過ぎたところでアクシデント発生。チェーンがはずれた。

しかし、運良く目と鼻の先にブリジストンの看板を掲げた自転車屋らしきものがみえる。まだ朝の9:10ぐらいなのに、もう営業してるっぽい。それで店の前にいって、「すいません。チェーンはずれちゃったんですけど、見てもらえませんか」というと快く応じてくれた。
この店は、修理内容別の料金を店先に明示してあるのがいいと思う。おばちゃんに「これから箱根の山を越えていくの?」と聞かれる。1500円払って自転車にまたがると「いってらっしゃーい」と声をかけてくれた。
それで気分よく再出発した。が、このとき既に、ルートを間違えていたのだ。なんで箱根の山云々(R1方面のこと。川奈はR135)いわれたときに気づかなかったんだろう。場所はR1の箱根板橋駅あたりを過ぎたところ。完全な余談だけど、この駅付近は小田急と新幹線が一緒に撮れて、撮り鉄の方には面白いポイントなのかもしれない。R1をもう少しいって、箱根板橋、風祭間も、石の崖みたいなところをロマンスカーが通ったりなんかすると壮観。
走っていて気づいたことだけど、国道沿いだけあって、自転車、バイクの修理やってくれそうな店はたくさんある。あえて修理のための工具を持っていかないのも、いいかもしれない。というか、チェーンがはずれたときに、素人が直すことって出来るのかな。自転車に関する知識がまったくないので、よくわからない。
板橋→(R1)→早川口→(R135)→根府川駅
気を取り直して早川口まで戻る。思い出した。東海道線が上を走っているのに見とれていて、曲がるのを忘れていたんだ。
自転車で走っていると、トイレには困ることが多い。早川口を曲がり、国道135号線に入って、根府川駅前にはあるので(きたないけど)、利用するのがいいと思われる。駅前が駐車場みたいになっているので、ちょっと一休みもできる。
根府川駅→(R135)→伊豆山(熱海市
小田原過ぎると急坂が増える。無理にこいでも、降りて押してもそんなにスピードが変わらない。ガッツを見せるのもいいけど、体力温存することも大事だ。バカな私は、ひたすらこぎまくって、真鶴あたりではもうへとへと。
途中で「海岸線に降りるのは、どこにいけばいいんですか?」と聞かれた。そんなの知らないって。地元民じゃないことぐらい、ひと目見てわかっとくれ。上りの連続で精神的につらかったから、スピード殺されて、心底腹が立った。
熱海手前の伊豆山というところで、コミュニティ・ストアというコンビニがあったので、昼食をとることにする。時刻は11:30。そろそろ集合時間の13:30には間に合わなそうになってきた。おにぎり3個パックを2つにしようか、3つにするか迷った末、大は小を兼ねるということで3つに。計9個のおにぎり7個を食して、再出発。やっぱり、ちゃんと食べてないと、力が出ないなと痛感した。もっと早めに食事すればよかったな。
伊豆山→(R135)→宇佐美留田(静岡県伊東市
道は相変わらずきついアップダウンの繰り返し。食事の甲斐もなく、再びヘトヘトに。どこかで見切りをつけて電車に乗らなきゃ集合時間に間に合わない。だけど、金がもったいないし、自転車を置く場所がなかったら困る。宇佐美駅を過ぎたあたりで、海岸沿いにあずまやがあったので、ちょっと休む。
宇佐美留田→(R135)→伊東駅
そんなこんなで、なんとか伊東の手前までいくことができた。国道135号線が分割するところを右へ(ここはちょっと、曲がることがわかりにくい)。駅前には無料駐輪場があった。こういうところが地方のよさだ。都会だと場所がないから、駐輪場なんかほとんど有料だという気がする。
時刻は13:25ぐらい。タクシー乗って、あらかじめ印刷しておいた地図を出す。「ここまでお願いします」というと、「これはどこのセミナーハウスですか?」と運転手さん。「早稲田です」と答える。それだけでわかっちゃうのか、不思議だ。
走り出してまず、時間に20分ぐらい遅れそうだという侘びのメールを送信する。その後は、運転手が変な道を走って、料金を荒稼ぎするのを防ぐために、地図をパラパラとめくり、「私はこの辺には詳しいから、遠回りして詐欺まがいのことしても無駄だよ」というアピールをしてみた。
どうやらまともに走ってくれたらしく、20分ぐらい乗って、現地到着。2140円。まあ、だいたい2000円ぐらいって聞いてたから、ぼられたということはないだろう。
セミナーハウスについてあらためて思ったのが、小田原まででやめておくべきだったということ。坂がとにかくきつかった。大船→小田原だけでも650円の節約になったのに、タクシー代のクリティカルヒットが痛い。帰り編はまた今度。