負け犬の遠吠え、ないものねだり

今週の土曜日、池袋のジュンク堂那須正幹トークセッションがあるから申し込もう、と思って今日の昼に電話したら、もう満員だった。昨日の夜、ウェブサイトで確認したら、まだ満席表示なかったのに。残念。
こういうイベントがあるということは、1ヶ月くらい前からわかっていたんだけど、その日は授業があるから、直前まで待って、休めそうかどうか見極めたいというのがあった。ああ、さっさと申し込んでりゃよかったな。素直に授業に出席することにする。
なんか、ある商品が売り切れだっていわれると、よりいっそう欲しくなるような気がする。そこで、どうやったら満席になったこのイベントにもぐりこめるのか、悪知恵をはたらかせてみた。私はやらないけど、他のトークセッションでも十分に応用可能だと思うので、よかったらチャレンジしてみてください。
まず、サインがほしいだけの場合。これは簡単。トークが終わり、飲み物のコップ(あるいはカップ)が回収され、椅子と机が元通りにされて、最初のほうの客がサインをもらって、外に出始めたときに、こっそりと(あたかも最初からそこにいたかのように)入っていけばいい。
次に、トークも聞きたい場合。当日は、受付で名前をいって、申し込みの際に伝えた名前と電話番号のリストのなかから、その名前があるかどうか探してもらうことになる。ここで、あたかも申し込んだかのように、適当な名字をいってみる。
もしその名字の人が仮にいたら、そのまま入っちゃえばいい(あとで当人がきて、自分の名前が既にチェックされているのを知ったとき、修羅場になるだろうけどね)。
その名字の人がいなかったら、「あれ申し込みしましたけどね」ととぼける。「もしかしたら、対応した店員さんが、他の作家のトークセッションと間違えて名前記入しちゃったのかな」とひたすらとぼける。
2002年に横浜国際総合競技場で、ワールドカップの決勝のときに、同じ座席番号のチケットが重複したことがあったけど、ああいう場合、見られなかったのをあとから文句付けられて、もめるのを避けるために、とりあえず見せてくれるんじゃないかと思う。わざと開始1分前とかにいって、向こうがどういう対応をするか、考える暇を与えない、なんてのも有効かもしれない。