今月頭の話だが、『第59回日本シリーズプログラム』を買ったら、別紙で「正誤表」を渡された。いかなるミスかと確かめてみると、これが爆笑もの。
ライオンズの投手陣(全員)について、項目の数字が1列ずれてしまったようだ。そのなかから、ひとり取り出して、ご覧頂きたい。グラマンというのは、ライオンズの抑えピッチャーである。
投手 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 無点勝 | 無四球 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グラマン(正) | 55 | 0 | 46 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 31 | 7 |
グラマン(誤) | 550 | 46 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 31 | 7 | 7 |
なんと、登板「550」である。1年には144試合しかないのに。しかも完投が「46」って。どれだけ鉄腕なのか。
正誤表は投手成績のみの訂正なのだが、やはりというか誤りは打撃成績のほうにもある。(打席には立っていないが)正津と、原の数字が、投手同様にずれている。おまけにブラゼルが、規定打席以上と未満の両方にリストアップされている。分身の術かよ。