「勤労感謝の日」「沖で待つ」の2編。働いている、いないという設定、そして文体ともに好対照だ。
帯文は「すべての働く人に――」なのだが、後者の「沖で待つ」は、私のような就職活動にいまいち身が入らない、働くことに希望が持てない人にこそ読んでほしいなと思った。
同期の間柄、上司との関係。そうした仕事を通じた関係のすばらしさが描かれている。これを読んで、とにかく社会に出てみよう、いや、働き口があるかわからないから、出てみたい、といういい方が正確かもしれないが、そういう気持ちにさせてくれた。著者には、とにかく感謝の一言だ。
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東京都庁第1本庁舎32F食堂(西洋フードシステムズ)でひれかつ御膳。660円。ここでは、西洋フードシステムズと東京ケータリングの2社が配給しているようだ。だけど、初心者には広い食堂内でどこからどこまでがどっちの会社なのか、まったくわからなかった。
ご飯は普通においしく、量もかなりあって満足。ただ難点は、待ち列が長いこと。レギュラーメニューはそうでもないけど、本日のおすすめとかバランスランチとか、そういう日替り系は長くなる傾向。また機会があったら、きてみたい。
関連リンク:http://homepage1.nifty.com/lunch/photo/tocho.htm
同:http://homepage1.nifty.com/miyuki/mogumogu04.htm
庁内に入った後、なんとなく係員がいるエレベータに吸い込まれてしまった。しかし、これだと食堂のある32Fには止まってくれない。で、しょうがなく南展望台をのぞいてみたのだが、天候不順ゆえにまったく何も見えなかった。
あと、1Fと2Fに三省堂書店が入っているので、こちらも見学。しかし、あんまり都庁という場所に特化していない棚構成だった。あいのり本が平積みで置いてあったが、都庁の職員がこんなもん買わないような。