最近のまとめ

別冊マーガレット』10月号

「モテないメモリー」が最終回をむかえるにあたって、作者のかねこゆかりさんにインタビューをしている。かねこさんが描いている経緯によると、3年前のある日、重松さんが本作を評価していると担当から聞いたそう。

インタビューの内容は読者目線でもあり、作家目線でもあるなあという感じ。私は未読の作品だったので、これから読もうと思う。現在のところ、既刊(電子版)は1巻だけ。

婦人公論』9/8号

奥本大三郎さん、井上咲楽さんとの鼎談「昆虫に夢中!――観る、聴く、食べる」が掲載されている(全6ページ)。「婦人公論井戸端会議2020」の第8回。

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婦人公論8/11号

玉川奈々福さん、神田蘭さんとの鼎談「講談、浪曲。語りましょう、『話芸』のツボ」が掲載されている(全6ページ)。「婦人公論井戸端会議2020」の第7回。

朝日新聞デジタル

高校野球にかんしてインタビューを受けた記事が掲載されている。独自大会に思うことなど。

https://www.asahi.com/articles/ASN7P5T3XN6TPTIL07Q.html

映画『ステップ』

パンフレットにインタビューが掲載されている。およそ7割は映画の公式サイトに載ったものと同じ。そこに付け加えをしてある感じ。

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『小説野性時代』8月号

巻頭に童話「こいのぼりのナイショの仕事」が掲載されている。予告によると、次号にも重松さんの童話が載るそう。

週刊朝日』7/31号

鈴木裕也さんが「『ずばり東京』半世紀余」という特集記事を書いている(全4ページ)。重松さんが2007年に「私のこだわり人物伝」(NHK)で開高健さんを取り上げたことが紹介されている。分量は14行かな。

朝日新聞

ヒバゴンフィーバーから半世紀たった町を記者の方がたずねている。末尾に『いとしのヒナゴン』とその映画化が紹介されている。

https://www.asahi.com/articles/ASN7K6R9LN7KPITB00G.html

『ステップ』

作品の中身とは無関係な話を長々と書く。

もともとは4/3に公開を予定していた本作。延期されたものの、その決定はわりとぎりぎり(公式サイトの記載では3/30)だった。新型コロナウイルスの影響が強まるなか出かけていいのものか、当時は思案していた。

前向きになれなかったわけがシネコンのアナウンス。立地によって状況の違いがあるはずなのに、グループでおそろいの告知を出すだけ。そこに人間の意思が感じられなかった。

一方であつぎのえいがかんkikiや逗子のシネマアミーゴなどミニシアターの案内は、私の心に響くものだった。

消毒には何を使っていて消毒する箇所はどこそこだとか、当館で密な状況は考えにくいけれど換気をおこなうだとか。ちゃんと思考のあとがうかがえた。

結局、公開は本日になった。しかし状況はあまり変わっていない気がする。新宿の小劇場でクラスターが発生し、客までもが全員濃厚接触者となったのを聞くと、気の重さはあのころ以上かもしれない。

予約にあたってシートマップを見ると、109シネマズ湘南では1席おきの販売になっていた。

劇場中央のブロックは12席(販売6席)で、ここは選びにくい。人のあいだを出入りするのは避けたいから。一方で左右のブロックは2席とか3席だった。3席なら「人〇人」もしくは「〇人〇」。販売1席の列を選べば、わりと距離は確保できるかなと。

実際に行ってみたら、周辺には誰もいなくて一番近い人でも3mぐらい離れていた。ある程度の安心ができたのはよかった。

それでその一番近い人(男性シニア)なんだけど、予告編には目もくれずポップコーンとスマホに夢中。作品が始まっても光がついてたらいやだなー、でも劇場で映画を見るのはそういう人がいちゃうのも込みの体験かなと。

スマホで思い出した。事前には接触確認アプリのことも気にしていた。劇場って通常、電源オフが求められて、そうするとインストールしてても意味をなさないんだろうなとか。

ここからようやく中身の話。

飯塚健監督については、2006年に『放郷物語』を見ている。キービジュアルが好みだったものの、私が思っていた方向性とは違った記憶がぼんやりとある。

本作の感想は、たいして言葉は出てこないんだけどいい映画だなあと。

季節や時間、その場の空気がうまく包まれていて、どのシーンを切り出しても美しいと思えるような……。写真的なのかな。

高さを出した場面が多かった。それは病室の窓から遠くをのぞめたりなど単純に高いところもあれば、作中で効果的に使われるめじろ台駅そばの跨線橋は、地上からでも撮れるものをあえて俯瞰して見せたりもしている。

そういうシーンを意識的に入れないと、人物をとらえて会話する絵がひたすら続いてしまうということなのかもしれない。

ちなみに上で書いたポップコーンとスマホの人だけど、上映中は2回スマホを触っていた。1回は上司と食事をするシーンで、ここで集中が切れるのはわからなくもない。何回か似たような場面を重ねているから。

もう1回は終盤。時間を確認したのか、何かの着信を見たのか、短時間でライトは消えた。

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映画『ステップ』

4/3公開予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で公開延期。新たな公開日はあす7/17となった。

映画ナタリーには重松さんと劔樹人さんの対談が掲載されている。劔さんは3歳の娘さんを子育て中で、本作もご覧になったとのこと。

https://natalie.mu/eiga/pp/step-movie

婦人公論7/14号

富永美樹さん、小倉ヒラクさんとの鼎談「『発酵』で体もココロも元気になろう!」が掲載されている(全6ページ)。「婦人公論井戸端会議2020」の第6回。

小倉さんは鼎談の前にツイートをされている。「前日に重松さんからめちゃ丁寧で素敵な挨拶メールが来て感動しました」

https://twitter.com/o_hiraku/status/1255011989597769728

富永さんは当日がZoom初体験だったそうで、その感想をつづっている。

http://star-studio.jp/tominaga-miki/index.php?ID=2142

なお、過去の回でウェブに掲載されたものがいくつかある。

芦田さん、伊藤さんの回。

https://fujinkoron.jp/articles/-/1909

新井さん、羽生さんの回。

https://fujinkoron.jp/articles/-/2114

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Day to Day

リレー形式の連載。6/4の公開分を重松さんが担当している。タイトルは「2020年のせいくらべ」。

https://tree-novel.com/works/episode/43133292be7cc165c2f0877666dcda5c.html

連載は日付がつながっているものの、前後の著者との内容的な関連はない。エッセイの人もいれば創作もあって、タイトルもつけている人いない人両方いる。

私のおすすめは海堂尊さん、秋川滝美さん、朝倉かすみさん、蛭田亜紗子さん。

各回への目次。

https://tree-novel.com/works/56b29b872d9162b106944778419a486f.html

婦人公論6/9号

羽生善治さん、新井紀子さんとの鼎談「AIと仲よく生きるには?」が掲載されている(全7ページ)。「婦人公論井戸端会議2020」の第5回。

公式サイトで抜粋が読める。

https://fujinkoron.jp/articles/-/2065

新井さんが記事で興味深いと思った箇所をツイートしている。

https://twitter.com/noricoco/status/1266523546345299969

舞台『ナイフ』

近藤芳正さんのひとり芝居。今月、各地で上演が予定されていたものの、すべて中止となった。

https://twitter.com/goensai/status/1249983294441054208

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婦人公論5/12号

成羽さん、なーちゃんさんとの鼎談「ようこそ、Youtuberの世界へ!」が掲載されている(全6ページ)。「婦人公論井戸端会議2020」の第4回。

もう次の号が出てしまったけど、dマガジンでは7月まで配信中。公式サイトでは抜粋が読める。

https://fujinkoron.jp/articles/-/1939

成羽さんのチャンネルには、当日の写真撮影の様子が動画になってアップされている(1:40あたりから)。

https://www.youtube.com/watch?v=IUUqLe-P5OM

なーちゃんさんは「中高生の頃に、重松清さんの小説をたくさん読んで育ったので、大人になって実際にお会いして対談できて本当に嬉しいです^ ^」とツイートしている。

https://twitter.com/naaachanel_/status/1254918524419674112

Day to Day

4月以降の日を舞台としてリレー形式で小説・エッセイを連載する企画が、講談社のtreeというサイトで始まった。

60人以上におよぶ執筆予定著者のなかに重松さんの名前もある。今のところ、まだ登場はしていない。

https://tree-novel.com/works/56b29b872d9162b106944778419a486f.html

新潮文庫

hontoにて『カレーライス 教室で出会った重松清』というタイトルが6月24日発売予定になっている。時期からすると「新潮文庫の100冊」にラインナップされると思われる。