高橋陽一著『キャプテン翼1-37』(JUMP COMICS、1982-1989)

自炊するまえに再読。読むのは15年ぶりぐらいかな。
キャプ翼にまつわる記憶は複合的というか、アニメもあるしゲームもあるから、ごっちゃになっている。そのあたり、原作にはなにが描かれていたのだろうと確認するように読んでいった。
全37巻は、おおまかに小学校・中学校・その後の海外遠征とみっつに分かれる。シーンとして覚えているところは多々あるが、ストーリーは意外と忘れていて新鮮に読めた。
たとえば、日向がタイガーショットを習得すべく沖縄へ行く場面。エピソードはしっかり頭にあるが、いつのことかはすっぱり抜けていた。
これは中学の話。吉良から「強さを取り戻せ」みたいなことをいわれるわけだが、吉良という人物は小学校時代の監督だから、この修行のときは部外者だったんだなと知る。ちなみに「タイガーショット」の命名は観戦していた記者。これも記憶になかった。
あとはゲームとのからみでいうと、一番最初のファミコン版で南葛と戦う南宇和というチームがあるのだが、作中では南葛戦に登場しないのもびっくり。
時間かけて読んで、いろんな発見・確認をさせてもらった。ワールドユース編も、自炊するときには読み返したいな。