きのう、NHKのドキュメンタリー「敗れざる君たちへ」を見た。1998年夏の甲子園、サヨナラボークで散った宇部商業のピッチャー藤田さんは30歳を超えて3児の親。
番組は当人のもとをたずねるとともに、父親の家も訪問。藤田さんの活躍を切り取ったパネルが並ぶなか、なぜかライオンズのカレンダーが……。そういえば、ボークしたときのキャッチャーが上本達之なんだよな。同じく展示されていたライオンズニュースからは、「期待の新人」「入寮」といった文字が読み取れた。上本入団時のものだろう。また、藤田さんの息子さんはライオンズの帽子を着用していた。

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この年の甲子園は、横浜高校春夏連覇がかかってたから、私の記憶も濃い。サヨナラボークの前の1回戦では、宇部商業の攻撃中にレフトのフェンス下に手が挟まるなんて事件もあった。