横山秀夫サイン会(紀伊国屋書店前橋店)

『64 ロクヨン』の発売記念。電話で予約したので、カウンターで名前を告げる。受け取った本はシュリンクがしてあって、店員がはずした。なぜだろうと思ったら、中に横山さんのメッセージが挟まってるのね……。店内在庫も同じくシュリンクされていた。
会場は、けやきウォーク前橋というショッピングモール内。書店はモールの北西にあり、おそらく駅から歩きの人は、紀伊国屋書店の中を通って各店舗へ向かうと思われる。そんなショートカットコースの途中に会場が設けられていた。人通りが多く、とくに目立つのが制服姿。話はそれるが、やっぱり地方の若い人はこういうところ好きなんだなあと思った。
14:00開始で「15分前までには到着を」というのが事前案内。これは別に、遅刻するなと警告しているのではなく、横山さんの場合、始めるまえに挨拶をするのだ。だから、ゆっくり来てたら聞き逃すよと。今回も7-8分前には登場して、お話をしてくれた。事前に準備したので、録音もできた。

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開始後約50分で、順番が回ってきた。質問したいことも伝えたいこともたくさんある。しかし他の人と重なるとあれなので、「前橋で食事のおすすめ」を聞いてみた。
横山さんは基本的には外に出ないということだった。それでも「この(モールの)なかに珈琲館っていうのが入っていて、私も伊勢崎のほうの店にいく」とおすすめを教えてくれた。
コーヒーか……。前夜の睡眠3時間だから、帰りの電車は寝通すつもりだったんだよなあ。そこにカフェインは予定がくるう。
どうすべきだろうか。とりあえず返事は「いってみます」ではなく、「そうですか」と相づちだけにしておいた。
最後に写真をお願いして終了。写真は見たところ、2/3ぐらいの人が撮ってたかな。

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会場を離れ、珈琲館の場所を確認がてら考える。
横山さんにとって、コーヒーは重要なアイテムなんだよな。『ルパンの消息』のイベントでは自らコーヒーを入れていたし、眠気を打ち消して書くという点でも。
せっかく薦めてくれたことだし、カフェインで覚醒して帰りは読書に使うか……。
というわけで珈琲館。
わたくし、コーヒーを飲む機会はほとんどなく、コーヒーショップも初めてに近い。メニューからキリマンジャロを選んではみたものの、味など知るはずもない。
注文後10分ほどして運ばれてきた。そもそもわからないのが、かきまぜたあとのスプーン。皿に置いていいのかな。でもそうしたら汚れるしなあ。検索すると、カップの向こう側に置くのがマナーらしい。ひとつ勉強になる。
私がいっても説得力0だが、コーヒーはおいしかった。
おしまい。