山田玲司著『新・絶望に効く薬』(光文社、2011/7)

掲載誌が『FLASH』に変わっての続編。1回あたりの分量が大幅に減り、登場してくれる人も自由には選べなくなった。そんな制約は、確実に面白さを落としている。
ただ、単行本化にあたって、取材時の模様をテキストで収録する試みはよかった。たとえば、中川翔子なんかは文章を読めばいいこといってるなあと思えた。
(p.163)二面性の「二」がカタカナの「ニ」になってしまっている(2箇所)。