6円コピー初体験

コピーなんて、どこでも10円が下限だと思ってた。大学に入るまでは。だってさ、10円以下にしたら、1円単位のおつりを出さなきゃいけなくなるじゃん。自動販売機とかで、そんな細かい金額を出す機械をみたことがなかったから、学校の周りに6円コピーとか、コピー9円といった看板を見かけるたびに、どんなシステムなのかなと疑問だった。
それで大学2年ももうすぐ終わろうかというきょう、使ってみた。私がいった店は、文房具屋だけど、卒論の製本とかもしてくれるところで、店内にコピー機が6台ぐらい置いてある。周囲を見たところ、お金の投入口はない。どうしたもんかな、店の人が近くにいるから、使い始めるのに、声をかけなきゃいけないのかな、と思ったけど、「コピーできます」という文字がディスプレイ上にあるので、試しにコピーしてみる。すると、コンビニのコピーと同様に、紙が出てきた。このまま使い続けていいのだろうか、と考えつつも、店員に何もいわれないので続行。10分ぐらいで、すべてコピーを終えた。
さてどうしたものだろうか。ひょっとすると、コピーした枚数は自己申告制か、なんて思って、念のため枚数を数えてから、店員が座ってるところにいってみると、奥の壁のところに、それぞれのコピー機に対応するチェッカーみたいなのがついていて、それで何枚コピーしたかわかるようになっていた。
「19枚だから、114円ですね」といわれ、代金を払って店を出る。このぐらいだったら、10円コピーとあんまりかわらない気がするけど、100枚コピーしたとすると、1000円と600円で、400円の差か。でかいな、これは。今度からここでコピーしよう。