『週刊文春』の名物連載「喫煙室」を再録したもの。2003年1/16号から2005年7/7号掲載分までが収められている。連載をまとめたものとしてはこれが19冊目で、過去18冊は非売品*1とのこと(はしがき、目次より)。
中原昌也の文章がいい。ほかの執筆者が堂々と喫煙推進をいえないなかで、(テーマが「くつろぎの時間」だから、いわなくてもいいのだろうけど)、正面切って「煙草を吸おう」と呼びかける潔さがいい。私は嫌煙の立場だが、それでもそう感じる。
検索してみても、執筆者名が載ったページがないみたいなので、目次から転載しておく(収録順)。
内田樹/小栗康平/バーバラ寺岡/中原昌也/三田村邦彦/養老孟司/米長邦雄/小林光恵/町田忍/蓬田やすひろ/佐藤信人/武田花/吉田修一/小林由紀子/勝見洋一/角田光代/アーサー・ビナード/坂川栄治/谷川浩司/丹波元/益田ミリ/畑中純/神田山陽/海老沢泰久/泡坂妻夫/久住昌之/モブ・ノリオ/高山みなみ/島尾伸三/団鬼六