ドラマ「あすなろ三三七拍子」

第8回までを見ての感想だが、結論からいうとやや不満な出来。
まず初回の導入(シチュエーション説明)がうまくなかった。盛り上がりもなくダラダラする間にチャンネル変えられちゃうだろうなあと。
それが済んでから第2回にかけては、楽しく見ていけそうだなと思った。しかし、結局は高畑充希のかわいさでなんとか見続けられたという感じ。
役者の演技はよかったし、音楽もすばらしかった。となると、楽しめない原因はやはり脚本・演出になるだろうか。
前者についていうと、本作は2人の脚本家が分担して書いている。つまり「このへんのエピソードを1話にまとめて」と指示を受けて執筆するのだろう。私からすれば、制約を生むだけでメリットを思いつかない。原作ゆえに大きなところで話は続けられるが、小さいエピソードのつながりがなくなる。
あとは原作のコミカル感が消えてるな、と。消えて成功していればいいのだがどうか。
そしてこれは2chに出ていた意見だが、藤巻の妻の出演シーンがやたら多い。その必要性もわからなかった。

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下記URLは関連リンク。いいエピソードや名言を書き連ねているが、字面でいいと思っても、それが映像でいいかはまた別の話だろう。
「"超低視聴率"と"視聴者満足度トップクラス"の謎、『あすなろ三三七拍子』がドラマ史に残る誤解を招いた理由とは」
http://news.mynavi.jp/articles/2014/09/03/asunaro/