昨日のトークイベント

タイトルは「『希望』に寄り添う言葉とともに」。大まかな内容は、希望の意味とか被災地のこと、最近の世相。
日刊ゲンダイ連載のこぼれ話として聞くと、ちょこちょこ面白い発言はあったが、トークの充実度はいまひとつ。
途中、玄田有史にイラっとしたところがある。重松清が「派遣という絆をうまない働き方はよくないと思う」と投げたのだが、それに対して玄田は言葉をにごす。結局「システムの問題だから」といったのかな。
玄田が発言に詰まってる間、「そういう働き方を必要としてる若者もいる」という日経の社説のようなことが彼はいいたいのかなと考えていた*1。そうならそうとはっきりいってくれないと、盛り上がらないんだよな。プライベートで意見交換会してるんじゃないんだから。

本日付日刊ゲンダイ20日発行)

「希望の地図」だけでなく、インタビューが掲載されている。この連載にかける思い等々。

*1:検索してみると、過去に日経の経済教室で「派遣の一律禁止は誤った政策」と書いているそうだ。