『愛のむきだし』

4時間たっぷり楽しめた。極端なものは潔く美しくそしておかしい。ニヤリとさせられるシーンが数分おきにあり、客を引きつけて離さない。個人的には年末の「ガキの使い」特番と並べて位置づけたい作品だ。
中身について書くと、ゼロ教団が盗聴をしているという設定がうまい。悪徳宗教が使いそうな「いかにも」な手口なのだが、そこから「あなたたちのことはお見通し」的な笑いをもたらしている。
カメラは感情の高ぶりとリンクした形で画面を揺らす。素人にはわからないが、簡単な技術ではないだろう。
あとは満島ひかりの叫び。『カケラ』でもあったように記憶するが、聞いていて気持ちいい。のどがしっかり振動してる感じ。

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新文芸座にて。朝から混雑していたそうで、2回目の終了が18:55。最終回は19:00スタート(20分遅れ)、終了は23:10。
おなかがすいたので、休憩時間中にサグーンロール(380円)を食べた。