西原理恵子著『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(理論社YA新書、2008/12)

この人が、こういうタイトルで本を書いて、面白くないわけがない。しかし残念ながら、西原本の枠を超えて名著であるとはいえないかなという印象。
書中で特に感銘を受けたのは、最下位には最下位の戦い方があるというもの(p.84-)。トップになるのを目標にしてちゃいけない、と。