池田進吾(67)

対岸の彼女』(文藝春秋)、『スモールワールド』、『リモート』(以上、角川書店)、『本当はちがうんだ日記』(集英社)などのブックデザインをした人。ちょっと気になっていたので、検索してみた。
http://blog.mf-davinci.com/tokusyu/archives/2005/02/
ほかにどんな本を担当したのか知らないけど、『対岸の彼女』も『スモールワールド』もぱっとしない印象を持っている。この人の作る本は好きになれないだろうなと思っていたけど、『リモート』はいい感じだ。

『サイゾー』7月号

きのう触れた雑誌をさっそく購入。「ブームの穴」という特集の官能小説のコーナー。

[書き下ろし短編官能小説]/本人セクシーショット付き!!/「古いバスタオル」(作・南綾子)/今年度の「R-18文学賞」(新潮社)大賞を受賞した24歳新人女性作家が、/新作書き下ろし&セクシーモデルとして登場!!撮影は常磐響!(タイトルそのまま転載)

受賞作は単行本になっていないから、初の活字化作品といってもいいのだろうか。内容はまあ、とりたてて誉めるところがないように感じた。ちなみに、立ち読みできるのは、最初の2ページだけで、残りの4ページは袋とじになっている。この作品を読むのがひとつの目当てではあり、その点で期待は裏切られたが、久しぶりに読んだ『サイゾー』はやっぱり面白かった。