『キャピタリズム~マネーは踊る~』

アメリカは富者を利するようにできている。そんな事象のいくつかを取り上げたドキュメンタリー。

知らなかったことがたくさんあった。まずはパイロットの薄給。とある女性はアルバイトで犬の散歩までしているという。私の認識だと、数が不足していて会社間が奪い合う職業かと思っていた。アジアではパイロット不足での運休も聞くし……。アメリカでは状況が別なのか、あるいは2009年の映画だから当時は何かが違ったのか。

逆にパン工場で働いて年収6万5000ドルという素敵な話も出てくる。上の人間が利益を独占しなければ、それが可能になると。

後半。金融機関への税金投入に反発するムーアは、現金輸送車で乗りつけて回収を試みる。これは『華氏119』での散水とも重なった。絵づくりのひとつのパターンだな。

DMMレンタルにて。

間食

ヤガイのミニおやつカルパスとビーフジャーキー。ダイソーで各108円。

おやつカルパスって世間ではわりと認知されてるらしいんだけど、自分は聞いたこともなかった。それで食べてみた次第。

まあ見た目から想像される味というか……。ちまちま食べるのが面倒ではあった。酒のつまみならそのほうがいいんだろうけど。

ビーフジャーキーのほうはかなり歯ごたえがある。最初は薄っぺらいなと思ったけど、分厚くなったら噛み切れないかも。

f:id:amanomurakumo:20190714201139j:plain
f:id:amanomurakumo:20190714201923j:plain

 

間食

からあげクン(レッド10倍味)を食べてみた。240円。

口にするときは辛いと思わないけど、あとから刺激がくる。食べ終えてからもしばらく、おなかがジンと熱い。肉のうまさはちゃんと味わえるので、辛さのバランスは悪くないと思う。

f:id:amanomurakumo:20190714195305j:plain

f:id:amanomurakumo:20190714195323j:plain

 

『華氏119』

ドキュメンタリーの舞台はトランプ大統領が誕生する前後のアメリカ。いくつかの問題に迫るなかでアメリカの様相が見えてくる、みたいな作品。

自国でないからか、もう忘れてることが多かった。教員のストライキ、フリントの水汚染、生徒たちが求めた銃規制運動……。

そういうことを思い出しつつ、マイケル・ムーアだから娯楽として楽しめる。フリントの水を車に積み、ミシガン州知事の家を訪問。応答がないと見るや、敷地に放水を始める。風刺漫画を地でいくような痛快さがあった。

DMMレンタルにて。