『バンコクナイツ』

前作は楽しんだ。本作も評価が高いようなので劇場に足を運ぶ。とはいえ、ラスト一週を切ってようやくではあるが……。
物語はバンコクにある日本人を相手にした水商売の店に始まる。そこのホステスと客が理想を求めて東奔西走する、というのが大ざっぱな内容。
前作同様、いろんな要素が盛り込まれている。お金の問題やアジアにおける日本人の立場など。私は女性の社会的な役割に引きつけて観ていた。
描いているものが多岐なのはビジュアル面も同じで、ネオンの輝く夜の街から、メコン川を見下ろす壮大な景色まで、どれも魅力的だった。
シネマ・ジャック&ベティ(ジャック)にて。