竹村裕児著『無謀!野球旅行記 Trip for Minor League Baseball』(新風舎、2006/7)

本書もアマゾンで「野球+旅」と検索していて発見。タイトルのとおり、マイナーリーグを見るべくアメリカを訪れた日記。2003年・2004年・2005年の3部構成で、西海岸を訪れた前者ふたつはウェブでも読める*1。2005年はニューヨークやフィラデルフィアを訪れている。
http://www.taketake.org/california1/(2003年)
http://www.taketake.org/california2/(2004年)

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率直にいって面白かった。ハプニングがいっぱい起こるのもあるだろうが、やはりマイナーリーグ自体が魅力に満ちているんだと思う。
情報として勉強になったのが、まず提携替えがあること。ブルワーズ傘下だったマイナーチームがロイヤルズ傘下に変わったりする。日本にはないことだ。
あとはアメリカだけあって、自動車がないとアクセスの厳しい球場が存在する。まあこれは日本も同じか。
いいなあと思ったのは、銀行のキャッシュディスペンサーがある球場。お金つかってもらうのにいいことだから、日本の球場にも広がってほしい。ただセキュリティー面は課題かもしれない。

*1:内容はほぼ同じ。ただし削除・加筆された箇所あり。写真はウェブのほうが大幅に多い。