エスカレーターの右空け

今月13日の朝日声欄に、とある外国人が右側に立っていたことに憤慨する投稿が掲載されていた(全文はリンク先でお読みくださいという人任せ方式で……)。
http://blogs.dion.ne.jp/takatsuki/archives/2012-0915.html
ここでは、モラル的な面ではないところを考えてみたい。
以前どこかで読んだのだが、あの習慣によって、エスカレーターを動かしているベルトが、左側だけ早く磨り減ってしまうそうなのだ。
交換時期が早まれば、コスト増だ。ならば、両側を使うように呼びかけてもいいのではないか。それをしないのは、どういうことだろう。
推測だが、設置主体(鉄道事業者)とエスカレーターの管理会社が別なのだと思う。毎年いくらいくらで決まったお金を渡しているから、ベルトが磨耗しようが知ったこっちゃないと。