『さすらい猫 ノアの伝説』(講談社、2010/8)

児童書というものが受けるには、親とか先生に気に入ってもらうのが大事だと思う。子どもに本を薦めるのはそういった人たちなのだから。
本書はその点をよくわかっている。学級崩壊が起こりかけていて、生徒のほうがどうにかしたいと思っている。なんていい子たちなんだろう。そりゃあ、読ませたくなるはずだ。第5章に書かれている、物事の決め方についての話なんかもお勉強になるしね。
ピンチに救世主が登場して、何かを示してくれる。物語の構図としては、『青い鳥』と同じになっている。

ジョブラボ「生き方カレッジ2010」

働く女性に向けたセミナーの第2回講師として名前を連ねている。具体的には10/13に講演をするらしい。
http://joblabo.asahi.com/learning/seminar/index.html