群馬×富山(BCリーグチャンピオンシップ2回戦、伊勢崎市野球場*1)


雑記

初のBCリーグ観戦。でも、ぜひとも見たかったわけではない。「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の期間なので、ちょっと遠出してみようと思っただけだ。
それで感想だが、試合展開についてはワンサイドになってしまったので、満足は得られなかった。それ以外の部分、たとえば場内の雰囲気だとかでも、特筆すべき点はなく、少なくともきょうの試合を見る限り、単にプロ野球チームがないところで生の野球に触れられるという程度の意味しかないのかなと思った。
もうひとつ。プレーの合間に盛り上げの効果音が入るのはプロ同様なのだが、そのタイミングに疑問を感じる。たとえば、2ベース性の当たりで、バッターランナーが1塁を回ったころ、もう音を鳴らしてしまうのだ。プレーがまだ切れていない場面での演出には、あまりいい気がしない。

メモ

ダイヤモンドペガサスのチームバスは、車体にあだち充のイラストがあしらわれていて、すごくかっこいい。
正面入口よりやや1塁側に、券売所・入場口。券売開始は16:00ごろ。当日券は1500円。それを買って、そのへんに腰掛けていると、スタッフが「これ読んで待っていてください」とビラを配りにきた。渡されたのは、ペガサスニュースというチームの情報紙と、ビジター戦応援バスツアーのお知らせ。
読み終えたので、かばんにしまう。そのとき思ったのが、手に持ってないと、もう1回渡されちゃうかなということ。結果、案の定であった。しかもだ。入場するときにもくれたので、都合3部になちゃったよ。もっと有益なものを!
開場は16:15ごろ。このへんの時間は、アバウトな感じだった。手荷物検査はない。なお、再入場はチケット裏面にスタンプを押しての対応。
飲食物は売店が入場口の手前にあり、ペットボトル、缶ビール、弁当(別記)、焼きそばなどが売られていた。ペットボトルは何種類かあったのだが、私が買った烏龍茶は、茶香坊という前橋のメーカーのものだった。値段は普通に150円。
同じく、入場口そばではダイヤモンドペガサスのグッズ物販をしていた。プログラム(選手名鑑)を買ったのだが、定価700円のところ500円。シーズン終了間近ということで、処分価格か。
17:07、照明点灯。
スタメン発表時、ダイヤモンドペガサスの地元出身の選手のみ、「○○高校(大学)出身」とアナウンスが添えられる。
アナウンスによれば、公式記録員がふたりだった。判断が割れたりしないものだろうか。
国歌の後、選手たちはスタンドのファンに礼をし、相手チームにそろって礼をする。
タッチのテーマがバックに流れるなか、守備につくダイヤモンドペガサスの選手が紹介され、グラウンドに散っていく。
雨が降っていた影響で、ホームプレートの土(汚れ)がなかなか落ちない。それがためか、試合開始は18:05に。
バックスクリーン右にハードオフの広告幕。ここの協力により、場内で売られているビールはリユースコップとなっているそうだ(売店にコップを返すと、デポジット100円が返却される)。
ファウルボールはプレゼント。ここの場合、打球が直接スタンドインすることはあまりなく、球場をぐるっと囲むネットに当たって跳ね返るケースが多い。したがって、グラウンドから離れた席ほどボールゲットの確率高し。なお、ネットに当たってそのまま下に落ちることもある。そうすると、子どもたちが、それを求めて場外に走る、という光景が。
5回終了後、グラウンド整備。その間、襲雷舞踊団(http://www.syurai-takasaki.com/)のパフォーマンス。この人たちは7回裏にも登場し、タッチのテーマに合わせて踊っていた。
審判の背中にまで広告が入っている。
印象に残った選手がふたり。いずれもピッチャーで、まずダイヤモンドペガサスのキム。アンダーとサイドの中間ぐらいの投げ方(何といえばいいのだろう)をしていて、コントロールがよくないのに、気がつくと抑えているという不思議。プログラムによると、最高球速125kmとあるので、バッターの目が慣れないのもあるかもしれない。
もうひとりはサンダーバーズの木谷。ストレートがずばっときて、変化球の曲がりも鋭い。いかにも本格派な雰囲気を醸し出していた。
試合終了後、秦監督のインタビュー。ホームであれ、負けた側の話を聞けるのはなかなか面白い。コメントはきょうの敗因と、今シーズンの応援に対する感謝など。

球場関係メモ

内野が土、外野が天然芝。こういう球場だと、ファウルグラウンドはすべて土のことが多いように思うが、ここは違って、ファウルグラウンドも内野が土で外野が芝。
中堅122、両翼98。まあ、狭くはない。
外野スタンドがごくわずかなスペースしかないので、場外弾にはなりやすい。
外野の定位置のところの芝が、はげていてよろしくない。
ブルペンは外で、外野側から内野側に投げる形式。
バックネット裏には、カウントと判定(H・E・Fc)の表示あり。
場内に球速表示はなし。
バックネット裏のごくごく一部分のみロープで区切られていて、この指定ゾーンへ座るには、バックネット裏席券(1000円)が別途必要になる。
外野後方からただ見をする客が15人ほど。
席はバックネット裏から内野まですべてベンチシート。後ろのほうは屋根あり。スタンドが切れたところには内野芝生席があり、さらに外野芝生席となっている(芝生部分は本日開放されず)。
ダイヤモンドペガサスの選手には登場曲あり。20:00過ぎると鳴り物応援ができないのだが、登場曲はそれ以降もかかり続ける。

スコアボード

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
富山 2 1 0 0 0 2 1 3 0 9
群馬 0 0 0 1 0 1 0 1 0 3

得点経過

1回表、町田が振り逃げ。十分余裕があったにもかかわらず、キャッチャー川村が1塁へ悪送球。ランナーが生還した。
1回表、草島がセンター前にタイムリー。
2回表、塚本がレフト前にタイムリー。
4回裏、遠藤がレフト前にタイムリー。
6回表、山内がセンターへ犠牲フライ。
6回表、塚本が左中間へタイムリー2ベース。
6回裏、井野口がライトへ犠牲フライ。
7回表、大士がセンター前にタイムリー。
8回表、野原がライト場外へ3ラン。
8回裏、西川がライト線へタイムリー2ベース。

BCリーグ公式より

試合時間:3:20
観衆:803