単なる雑記

おとといの帰り道、駅を出て、駐輪場へ向かっているときのこと。時刻は0時を過ぎたぐらいだろうか。おじちゃんに声をかけられた。
「あの明かりがついているところが、藤沢駅ですか?」
「はい、そうです」私は答えた。
しかし、これで終わりだったら、blogのネタになどなっていない。
「このへんの方ですか?」続いておじちゃんはいった。
ここで、ぴんとくる。寸借詐欺だ。酒を飲んでて、金がなくなった。もう電車もないので、タクシーで帰りたい。貸してくれ。こういったことを早口でまくしたてる。そして、いつものごとく、お金は書留で送るから、住所と名前を教えてくれ、と。
「警察で借りてください」と私は答えた。彼はすばしっこく去っていった。

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ところで、詐欺師たちはなぜ、「このへんの人間か」と問うのだろう。それによって、要求額を変えたりするのか。つまり、もし旅行中だったりすると、高額を持っていると判断される?
もうひとつ。金を要求する理由が稚拙ではなかろうか。なけなしの金で飲むやつに、わざわざ親切をしてあげようとは思わないよな。