第74回(平成19年度)NHK全国音楽コンクール
ことしは18年度なので、次回の話なのだが、中学校の部のところの作詞者に重松清の名前がある。
http://www.nhk.or.jp/event/oncon/の下の方、「ご案内」のところを参照。
勢古浩爾著『ああ、顔文不一致』(洋泉社新書y)
物書きについて、顔と文章が一致するのかどうかを検証。そして、顔をネタにあれこれ議論することの意味合いを考えていく本。できれば、暇なときに読みたかった。
重松清について扱われているのは、p.75-77。「ごついのにやさしい重松清」という小見出し。
というのだから、どちらかといえば顔文一致の例なのか。
まあいい。それ以前にわからないのがタイトルだ。ふりがなが一切ないのだが、顔文一致は「がんぶんいっち」なのか「かおぶんいっち」なのか。言文一致を「げんぶんいっち」と読むことからして、おそらく前者なのだろうが、どうしても頭の中だと後者で読んでしまう。
こういうふうに、くだらない、かつ、どうでもいいことについて、あれこれ思い悩める人が読むと面白いのではないかと。