ゆうゆう窓口にて

私「これ、速達でお願いします」
局員「はい、わかりました。200円分貼ってあるので、あと270円お願いします」
局員がどこかへ消えていったので、お金を机に置く。しばらくして戻ってきた。
局員「はい、270円お預かりします」
局員「(郵便物を手に)これは、明日必着とか、そういうのありますか?」
私「いや、きょうの消印が必要なんです」
局員「あ、はい、わかりました」
またどこかへ消えていく。そして、戻ってきた局員は、私の郵便物を持って、こんなことをいう。
局員「じゃあ、これ、きょうの消印押してありますので」
私を安心させるために、わざわざ押した消印を見せにきてくれたのだ。必死で仕上げた応募書類だったから、大切に扱ってくれて、とても心が温まった。