前年に『別冊宝島』88として出た雑誌を一部書き改めた本。
前半は日本の作家について。一人につき2Pずつ、タイトル同様面白おかしく遊んでいる文章。後半は海外の文学について国別に2Pずつ。
当時はまだぜんぜん無名だった田村章(重松清のペンネーム)と堀江敏幸が4本ずつ書いていて、この二人の文はまわりと比べても抜きん出ている。他にも盛田隆二、あとは当時既に有名だっただろうけど呉智英、三田誠広、渡部直己、すが秀美(「すが」という漢字が機種依存文字みたいなのでひらがなで)などの文章が。興味がある人はどうぞ。