きのう、瀬谷駅の「時をとめるベーカリー」というフローズンブレッド専門店へ行ってきた。ITmediaの記事で見て気になったのがきっかけ。
お店について雑にまとめると、パンを冷凍することでフードロスやパン作りに携わる人の負担を減らすねらいがあるらしい。
店内に入ると、冷凍のケースが並んでいる。パンは神奈川県内と東京都のベーカリーから集められていて、いくつか知っている店もあった。このへんだとロワール光月堂とか法塔べーカリーとか。
それでケースひとつにつき1店舗だったり、あるいはケースの上半分で1店舗だったり、店ごとに分類のうえ販売されている。商品のかぶりとかは特に考えていないようで、あっちにメロンパン、こっちにも(別の店の)メロンパンみたいなことにはなっている。
ここはポイントかもしれない。選択肢が多いのを楽しく感じる人にはいいと思う。あるいは毎日のように寄る人とか……。私なんかは気軽にぱっと選びたいから、ラインナップの多さが若干つらいところがあった。
店内にはイートインスペースもある。4つ買って、ひとつだけそこで食べてみた。
プレーンベーグル(トライベッカ・ベーカリー)。235円+税。
裏面に加熱の目安が書いてある。なんでベーグルだけここで食べたかというと、他のは目安表示がなかったから。
店内の電子レンジ。上のダイヤル(?)でワット数、下で時間を設定するようになっている。目安どおりやってみたけど、ちょっと加熱が不足していた。そのへんの調節は冷凍ならではの手間かな。
残り3つは持って帰って今朝たべた。それぞれ冷凍状態と加熱後。
黄金のメロンパン(ローゼンボア)。211円+税。
三角プレッツェル(ワールドブレッド)。256円+税。
カステラパン(ロワール光月堂)。211円+税。
どれもおいしかった。パンを温めて食べるということをほとんどしないので、新鮮というか意外といいものだなあと思った。
気になるのは値段。たとえば上記のカステラパンは本来160円+税のもの。この価格帯で50円も違うのはけっこう大きく感じるし、店内をながめていても全体的に割高感はあった。もともとの値段を知らないのにね。
最後にちょっとおことわり。ひとつだけ店内で食べたと書いたけど、消費税はどうなっているのかという話。
これは私も知りたいというか、別に店内でも持ち帰りでもどっちでもいいなあと思ってレジへ向かった。そうしたら聞かれずにお会計が終了。いったい自分はどういう行動を想定されているのか。疑問を抱えながら、イートインコーナーへと進んだ次第。
いま思い出したけど、袋が必要かどうかは聞かれた気がする。だから店内で食べたかったら、そこで言うべきだったのかもしれない。いやでも、「袋がいるかどうか」っていう問いは「はい/いいえ」でしか答えないよなあ(笑)
とりあえずレシートは8%で計算されているけど、10%でも総額を同じにするタイプのお店もあるし、どうなんだろうという感じ。