「ザ・ノンフィクション ワケあって…坂口杏里」

わくわくしながら番組を見た。というのは、以前「日刊SPA!」に掲載された「坂口杏里をデリヘルで呼んだ男、涙の全記録」がすごく面白かったからだ。そこには坂口杏里という人間が凝縮されていた。

今回の番組で密着しているのも重なる時期。そしてやっぱり面白い。先の記事で感じた「不器用な人なんだろうな」というイメージが補強された。ストリップで着替えにとまどったり、予定のサイズが合わなくなったり……。それでも健気に生きてるのは伝わってきて、ポジティブな気持ちになれた。

番組中、左手に連なるバンドエイドのわけをディレクターに問われる。フライパンでやけどをしたのだという。2018年7月のこと。

先の記事でも手にガーゼがあって、理由を聞くと「ドアにはさんで骨折」したそうである。

もちろんこれらを信じることはできないのだけど、説明にバリエーションがある点は気になった。ともかく生き抜いてほしいと願うばかり。

6/30、フジテレビにて放送。