『ビッグイシュー日本版』3/1(第330号)

10年ぶりに購入。このころ藤沢でよく見るのだが、買いたい気持ちを必死に抑えていた(笑)。やりたいこと、読みたいものを増やさないように、というのが最近の心がけなので……。
久々の『ビッグイシュー』は50円値上げされ、350円になっていた。その間、増税あったからね。
印象に残った記事が3本。まずは巻頭のリレーインタビュー。映画監督の安藤桃子が留学時代の経験や、高知に移住しての思いを語っている。
特集は「8年目の福島 ふくしまの8人」。そのなかで、原発標語を考案した大沼勇治の記事が目をひいた。かつて劇団ひまわりで活動していたそうで、例のパフォーマンスも「劇団員だった頃の自由な表現が土台です」としている。
あとはアメリカのNPO「ハンブル・デザイン」を紹介した記事。ホームレスに住む場所が提供されても、それだけでは続かない。家具をそろえるのにお金がかかる。法人では寄付で集まった家具を渡すだけでなく、デザインの好みも聞きとるという。それがあることで、愛着のもてる家になるわけだ。
いろんなところに応用できそうな考えだなと思った。