実質値上げパン

昼はパンを買った。カレーパンのつもりで手に取ったが、食べてみるとクリームパンだった。
まあそれはいいとして、クリームの量が見た目から想像されるより少ない。
最近、朝日の声欄に載った投書*1を思い出す。こんな内容だ。
原材料のコスト増などで値上げをすることがある。その際は商品価格を上げるのでなく、内容量を減らす実質値上げで対応してほしい。価格が据え置きならば、量は少ないものの買うことはできる。しかし、価格をあげるとそもそも購入できない人が出てしまう……。
さいわい私はどちらでも困らないが、こういう生活者がいる事実は大切にしたい。
一方で、半年前には「実質値上げは姑息だ」という趣旨の投書*2もあり、人の考えもいろいろだなあと。

*1:昨年12月26日付「値上げの仕方、弱者に配慮を」。

*2:昨年6月1日付大阪本社版「実質値上げ、堂々と表示して」。