事件を起こしたことへのお詫びと反論が全8ページ。わざとではないかと思える秘書の行動の数々により、支援者の信頼を失ったことが背景としてあると豊田。そして『週刊新潮』の記事には虚偽も含まれる、と。
読んで不思議に感じたのは、相当な迷惑をかけられているのに、なぜ辞めさせるなり配置換えの判断に至らなかったのかということ。「この人に仕事は任せられない!」となるのが普通だろう。後づけで秘書を悪者に仕立てたいのか、はたまた正常な判断ができぬほどまいっていたのか……。
そもそも豊田の言い分を信じるとして、嫌いな上司に失敗をさせるよう仕向ける部下なんてありふれていると思うのだ。その気質を改善できなかったという点でも、マネジメント能力のなさがうかがえる。
今後については「恥を晒して生きていく」「必死で働き続ける」そうだ。であれば、病室ではなくオープンな場で発言をしてもらいたい。