熱戦

明治神宮大会(大学の部)決勝。天気予報が微妙だったので観戦は見送り。
結果的には降雨が想定よりも遅くなり、試合は行われた。私は1-1で延長に入ってからネット中継で見たが、ハラハラドキドキの好ゲーム。
延長14回、最後は采配ミスのような形で、早稲田にまたひとつ準優勝が増えてしまった。4冠もならず……。

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今大会で印象に残ったのは、やはり高校の部での誤審。青森山田×東邦の1回裏、ライトフェンス直撃の当たりをホームランとしてしまった。映像は下記URLで見られる(13:50あたりから)。
http://www.asahi.com/koshien/meijijingu/marugoto/marugoto-hs05.html
流れを文字にしておくと、ライトの「入ってない」というジェスチャーを受け審判団が協議。やがて判定どおりホームランで再開しようとしたが、森球審がバックネット裏から呼ばれる。役員から打球がどうだったか説明されているようだ。そしてジャッジが修正され2ベースになった。
青森山田側は3ベースではないのかと抗議。他方で東邦側は2-3塁間でタッチしているので、バッターランナーはアウトだとアピール。
以上が一連の流れ。
映像を何度かみてみた。判定をくだした1塁・佐々木塁審に加え、3塁・滝瀬塁審もオーバーフェンスに同意して輪を解こうとする様子がうかがえる。2塁・舟久保塁審はしっかり見えなかったようだ。
打球に話を戻すと、はねかえりにたいするセンターの追い方に違和感をおぼえる。インプレーならもうちょっとせっぱつまった感があっていい。もしかしたらセンターも錯覚していたのかもしれない。
日刊スポーツの記事には、判定修正の経緯が出ている。

日野高理事は「(プレー時に)三塁側にいた(兵頭)審判幹事が右翼方面の打球を正面から見ていたので、審判のミスを正しい方向に訂正しました」とし、映像を見て判断したわけではなく「ビデオ判定」については否定した。試合は走者二塁で再開。その経緯については「試合が続行していても、三塁まではいけないという判断からです」と説明した。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1566741.html