神奈川県高等学校野球秋季県大会(準々決勝、サーティーフォー保土ヶ谷球場)

イントロ

7:55に到着。チケットの列は、球場正面右手の売場から1塁側へと伸びている。最後尾はサッカー場にかかって20mほど。
まもなく販売開始となり、買えたのは8:23。係員が「チケットは当日券のみです。明日以降は使えません」とアナウンス。ここが夏とは違う。夏は準決勝・決勝をのぞいてチケットの買いだめができる。
入場すると、第1試合を戦う両チームはすでにアップ中。グラウンドでは、雨上がりゆえに少しだけ砂を入れていた。9:28に外野開放。

東海大相模×横浜


負けたらセンバツ出場がなくなる。それは横浜のほうにより重みがあると思う。監督が変わっても健在だと印象付けられなければ、これからの生徒集めが厳しい。秋の戦いには今後10年の盛衰がかかってるぐらいのことがあるんじゃないかと。
ゴールデンカードは小細工なしに、北村・藤平の先発ではじまった。先制は横浜。5回表に公家のライト前タイムリーで1-0。6回表には福永のレフトオーバーイムリー2ベースで2-0。
相模は6回裏、佐藤燎のセンター犠牲フライで2-1。実は横浜が先制したとき、きょうの藤平なら1点だけでいけるんじゃないかと思っていた。そこまで甘くはなかった……。
どちらに転ぶかわからない試合は7回表、1アウト満塁から石川がレフトオーバーのタイムリー2ベース。走者一掃で5-1。試合を決めた。
この後、相模は継投に入ったが、横浜の勢いを止められず。10-1で8回コールドとなった。
相模は守りでエラーが4つと目立った。シートノックを見ても両チームは対照的で、横浜が安全捕球を重視するのに対し、相模はコンマ数秒でも捕球・送球を早める意識が出ていた。きょうはそれが裏目に出たかもしれない。

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先にあげた画像は6回表。外野にもお客さんが多く入っているが、札止めにはならなかったようだ。といっても「チケット買えなかった」的なツイートが見つからないだけの話で、本当にそうかはわからない。
きょうはいろんなことがあった。相模の3塁ベースコーチが何度か注意されたり、ホームクロスプレーでの観客にわかりにくいジャッジがあったり……。なかでもきわめつけはバックスクリーンへの侵入。もちろん試合は止まる。客が入るならまだ仕方ないが、どうも運営側の人間だったようだ。というのも、バックスクリーンへはカギをはずさないと入れないので。スコアボードの文字表示が一部欠けていて、侵入者はそれを確認していたふうに見えた。

川和×藤沢翔陵


勝者は準決勝で横浜と対戦。正直にいえば、シートノックを見た感じ、どちらがきても横浜相手に善戦しそうにはない。
試合は8-2で藤沢翔陵が勝った。両チームとも4投手による継投で、ここまでひんぱんにピッチャーが変わるのも珍しいか。

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この2試合目は途中から外野で観戦。外野席へはスタンドとコンコースの奥からいける。レフトとライトはつながっていない。つまり3塁側からいけるのはレフトだけ。
外野にスピーカーの設置はないが、内野の音がなんとか聞こえた。

メモ

きょうは自転車でいった。戸塚あたりで国道1号線に入る。権太坂を過ぎて、元町橋交番前で左折。あとは球場までまっすぐ上り坂。家からの所要は1時間20分ほど。道が混んでいたらプラスアルファという感じ。大変だったからもうチャリではいかないと思うが、一応メモ。
「当球場にゴミ箱が設置されました」というアナウンスをしきりに繰り返していた。