トーナメントの作り方

全国高校野球選手権は、そろそろ都道府県大会が終わりつつある。ところで、トーナメントには大きく分けてふたつのパターンがあるのをご存知だろうか。私は気づいていなかった。

雑な図で申し訳ないが、最初にあげたのは参加が3-5チームの場合。これは上のような1パターンしかできない。

ところが6チームになると、この2パターンが考えられる。右が一般的なもので、シードのチームは1回戦を勝ったチームと戦う。
左はというと、シードはシード同士でいきなり2回戦。1回戦を勝ったチームはそれ同士で2回戦となっている。
以下、図は略すが7-9チーム、15-16チームの場合は1パターンしかできず、10-14チームの場合は2パターンがありうる。
都道府県大会をすべて調べたわけではないが、愛知は左のタイプを採用していて珍しいようだ。
ついでに本文の趣旨からはずれるが、3回戦から登場するシードを設けている都道府県も、東京(東・西)、愛知など*1ある。和製英語でいうところのスーパーシード。

*1:すべて調べたわけではないので、東京・愛知だけかもしれない。